展示会における粗品の使い方。スマートエネルギーEXPOにて
東京ビックサイトにて開催された展示会。販促のイベント調査のため足を運びました。なかなかためになる内容でしたので、粗品サイトにてアップしてみます。
今回の展示会はソーラーエネルギー展にて、非常に固いタイプの展示会です。
来場する人も、いわば若い人ではなく、どちらかと言えば重役クラスであり、展示会の出展者は、数百億円レベルが当たり前であり、取引も数億円単位が基本中の基本となっています。ですから、ある程度の方向などは同じになり、一般的なイベント型展示会ではありません。
その象徴がこちらのレポート「展示会スマートエネルギー関連で配布したバッグ関連情報」です。
一番の流れとしては、不織布のバックしか使わない!という、とんでもない結果でしたが、今回の粗品サイトでは、その他の景品について考えてみようと思います。
展示会の様子はこんな形で、こちらは第3回国際風力発電展であり、こんなユニークな建造物があちこちにあります。
関係者ならいいのですが、こんなのを見て興奮することはありません。
ただし、他の展示会と比較して、こうした商品は1個100円単位ではなく、数十億単位ですから、お金を持っている人が集まっているので、さぞかし景品も素晴らしいものかと想像したのですが、結果は、「右向け右」で、みんな不織布バッグになっている点がすさまじかったです。
こういした中、あちこちのブースで見つけたその他の景品。こちらは日立さんの商品ですね。ボールペンのようなタイプですから、フリスクタイプでしょう。
下は村田製作所のオリジナル品で、ポストイットになりますね。これはこれでオリジナル度が高く素晴らしい感じです。
電池展らしいのが次のLEDライトなのですが、これはいったい何でしょうか。蓄電池みたいな形なので、それなりにお金をかけてオリジナル品を製作した感じがありますね。
次のボールペンもよいですが、2色名入れ印刷タイプで、それなりによい感じになっています。
こうした来場用の粗品は、マンネリ化しているので難しい部分なのですが、配布するのには小さくて場所を取らないのでよいでしょう。
最後はこちら。
ソーラーLEDライトです。名入れ印刷を見ると非常に凝った形ですよね。商品自体は100円程度なので、付加価値としては、よっぽどブランド価値が高くないといけませんね。これがキャラクター入りだと非常に価値が上がりますね。
さて。本当にすみません。ここからが本番です。
韓国出展企業の共通は着ぐるみ演出
今回の展示会には韓国を代表する企業が出展していました。
LS産電、ヒュンダイ(現代重工業)です。
このブースでは下記のぬいぐるみが大きな力を発揮していました。
バッグを配布していたのですが、非常に目立ちました。
日本人的な発想からすれば、綺麗なコンパニオンがメインとなりますが、国際社会で鍛えられた韓国企業は違う。
配布効果はマイナスではなく、プラスであり、あちこちで綺麗なコンパニオンがいる中、非常に検討していたと思う。
もちろん、全てがうまくいくわけでもありませんが、マンネリ化した対応の日本企業のノウハウより、はるか上を行っていると思う次第です。
こうした点は日本企業の多くが学ぶ点であり、ノウハウとしては単なる着ぐるみですが、非常に参考になると思います。
2015年2月27日
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