お店から「粗品と呼ぶのには抵抗がありますが・・・」
粗品に関するお店側のご意見をいただきました。
粗品を販売している私たちも一歩行動を変えれば粗品を受け取る側にもなるのです・・・
このメールに書かれたように、もらったときにその気持ちも一緒にいただけるようになりたいと思います。
お店をやっていて、お客様に粗品を差し上げる機会があります。
広告にも「ご来店の際には粗品を差し上げます」とは書いているのですが、
本音をいえば、確かに高価な物ではありませんが、
それなりに心をこめているので、「粗品」とは呼びたくないんですよね。
何しろ店の準備段階で用意した物ですから、
なけなしの資金の中から精いっぱいの予算を使っていますし、
少しでもごあいさつ代わりに喜んでもらえたらいいなという気持ちが入っています。
そういうわけで、自分自身がどこかで粗品をいただいても、
どんなものでもありがたいなと思い捨てたりせずにとにかく使い切るようにしています。
その気持ちは店を持つ前からありましたが、
自分が経営者になってからなおいっそう強く思うようになりました。
どんなにわずかな粗品でも経費が掛かっているのです。
アベノミクスとか言ったって、弱小企業には何も良いことがない関係ない厳しい状況ですから、
企業の心遣いはきちんと受け止めたいです。
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