本来、SEO対策はノウハウやテクニック論があり、裏技的なノウハウで対応するのがSEO施策という考え方があります。
しかし、2017年からいえば、こうした「裏SEO対策」は、ほぼ無理であり、行ったとしても、それはペナルティ扱いの部類に入り、マイナス評価となります。
結果的に、できるseo対策としては、基本に忠実なコツコツタイプしかなく、ほぼ誰でも無料でできる事となっております。
今回は、当ECサイトで行っているSEO対策について、レポートします。
目次
定期更新をする基本姿勢
サイトのトップページを定期的に更新するのは、よくあるパターンでした。
しかし、これは完全な小手先ノウハウであります。
まず、対応しなければいけないのが、よく読まれているページをアクセス数で調べ、定期的に更新することです。
当たり前のような感じですが、実際には、非常に面倒でありますので、実施していないと思います。
サイト全体の評価を得るためには、総合力が重要だと思っております。
つまり、1つ1つのページの価値が全体の価値を上げる行為が、SEO施策としては、とっても重要であり、定期更新をしっかりとする事です。
最初は、ほとんど効果が無い状態ですが、3キーワードの複合対策として展開すれば、それなりに価値が上がります。
・定期的にコンテンツを増やす
先の更新はリニューアルのため、ページ内で「追加」していくのがメインとなりますが、これだけでは正直、まだまだ力不足であります。
このため、定期的にコンテンツを増やすのは当たり前ですが、今までの新商品が追加したから追加するページではなく、あくまでもSEO対策用として追加する新規ページです。
ここが大きく違い、ECサイトの場合、今までの方程式は、
商品点数=ページ数
でありましたが、
ページ数=コンテンツ数
として、商品ページ以外もページ数としてみることが、とっても大切だと言う点です。
ですから、今見ているページも実は商品ページではありませんよね!
この点なのです。
リンクを増やす方法とは
SEO対策の施策として、外部リンクの獲得は、検索上位表示にとって、必要不可欠です。
しかし、実際の現場としては、自然につくリンクは1ヶ月に数個あれば成功するほど、普段からありません。
ですから、ある程度、自然な形でリンク数を増やすようにしなければいけません。
この方法は、無料のやり方なので、ぜひ参考にしてください。
・Youtubeの動画説目文章から増やす
ECサイトで、ぜひおすすめなのが、動画サイトのユーチューブからのリンクです。
上の表を見て頂ければわかりますが、一番多くリンク先として、当店ではユーチューブとなっております。
商品の詳細画像を撮影する際に、売り上げ増につながる有力な商品は、動画を撮影して対応。その時に、動画内の説明文章内に、「詳細はこちら」とURLを入れ込みます。
これで自然と外部リンクが1個生まれます。
・ネット会員サービスに申込みプロフィール部分で増やす
最近は多くのネットサービスがあります。
こうしたサイトでは会員登録がメインとなりますが、その時、大抵は実名登録がメインとなるサービスであれば、プロフィール部分が外部リンク先となります。
これを活用します。
新規のネットサービスは、ドメインの質が良く、高い評価のリンク先として、外部リンク1個として見ることが可能です。
ですから、定期的に使っている・見ているサイトがあれば、ぜひ、会員登録をして見ましょう。これを計画的にすれば、年間で数個は確実に増やすことが可能です。
オウンドメディアを作る
オウンドメディアとは、単純にいえば、「非商品購入ページ」ともいえます。
このページ自体もそのひとつになります。
オウンドメディア自体は、普段、まとめ記事などを自然と読んでいるので、その情報の価値などは、自然とわかるはずです。
SEO施策としても重要であり、うまく活用すれば、外部リンクの獲得なども自然とできる場合があります。
ECにとっては、商品ページは「命」なのですが、もう、そういう時代は古いだけであり、やはりオウンドメディア対策は必須です。
・体験型共感ページで滞在時間延長
オウンドメディアの難しい点にもなりますが、実はブログとは全く違います。
ブログとの違いは、情報のまとめと見せ方が「雑誌編集力」としてあるからです。
今回の記事も、起承転結タイプであり、なおかつ、長文になるため、見やすく・わかりやすく・関心が継続するように情報構成をします。
結果的に、書く本人がよっぽど興味・関心がないと書けないわけであり、体験型の説明・内容となります。
このため、自然と1度ハマれば、最後まで読んでもらうためページ内の滞在時間が凄く長くなるのが特徴です。
この滞在時間の長さがSEO施策となります。
・自然と長文ページの製作
慣れてくると、自然と起承転結の方法で、ページの文章を構築していきます。
そうなると、自然と1項目ごとが内容が深いため、それを表現する文字数が多くなります。
これがSEO施策として良いのです。
このページも2000文字は越えており、普通は500文字程度です。
このため、4倍近い文章テキストがあり、長文内容となり、滞在時間も増加し、関連するキーワードが自然と入り、SEO施策が良くなります。
拡散させるため内容に「褒美」をつける
最後になりますが、ページ内の内容が非常によければ、最近はフェイスブックやツイッターなどで、自然と拡散するのが常になっております。
このため、情報は常に独占するのではなく、情報に褒美をつけて対応するが対応となります。
つまり、ターゲットの対して、世の中のためになるの内容で展開し、時間効率は非常に悪い結果になりますが、ペラペラページはすでにマイナス要因でしかないためです。
しっかりと、読んで「特典」を出すようにしなければいけません
・商品ページも1ページだからこそ価値があるページに投資
1ページの価値は、商品ページであろうと、オウンドメディアのページであろうと、同じページなんです。
実際にこの点に早く気付いた人が、ECサイトでは生き残ります。
無駄な100ページよりも、有力な5ページのほうが、将来のSEO効果があるわけです。
しかし、どうしてもECサイトの場合、無駄に商品ページを増やす傾向にあるため、この点が注意して対応していかないと、無駄なページが量産されます。
最終的に生き残るためには、価値があるページの作り方と、価値があるページとは何かを、常に考えることが必要です。