映画「トリプルX 再始動」を見ての感想は
昨日は映画を見ました。人気シリーズであるトリプルXの最新作となります。今回はこの感想を書きます。
・公式サイト
初回のワクワク感はない
トリプルXの主人公であるハチャメチャな感じでありながら、戦士としては有能な人物。そんなワクワク感が、今回はほとんどなく、老いた感じさえしました。理由としては、いつもの狂人や変人ぶりではなく、非常に落ち着いた感じがあり、設定条件を間違えているとしか考えられません。もちろん、映画の中では超人なのですが、初回のトリプルXのワクワク感からすれば、天地の差であり、本当にガッカリです。
これは敵が弱すぎる面もあります。本来、こうした映画の場合、敵が強ければ強いほど魅力が増加しますが、今回は敵がセコク、このため敵との関係がお子様レベルであると言えます。ですからつまらないわけです。
アジア勢のキャストの多さ
今回、中国のアクションや、インド美人など、あきらかに新興国の俳優・女優が多数登場しました。当然と言えば当然なのですが、みていると「ああ!日本人はいないな」という点が、やはりガラパゴス化している感じです。世界で戦える日本人の俳優や女優がいないわけです。特に若い世代では駄目であり、また、日本の芸能界にいれば、井の中の蛙であります。全体的には、B級映画のキャストでありますので、いいのですが、そのB級映画すら入れないのですから、駄目です。
映画自体の感想
最後にですが、感想としては、わざわざ映画館で見るほどのものではありません。レンタルビデオでいいでしょう。内容のアクションは素晴らしく、また、SFXも素晴らしいです。ですが、それだけであり、それ以上でもそれ以下でもありません。
トリプルXが好きな人はいいのですが、全く関係がない人が見ると、苦痛以外でしかないでしょう。 2017年2月25日
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